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結果で判断すると、あまりよくありません


dsc_0400.JPG良い打ち方をしたかどうが、どこで判断しますか?と質問すれば、飛んで行ったボールを見ればわかるだろう、と答える方が殆どではないでしょうか。私は、飛んで行ったボールでスウィングのよしあしを判断するのは、あまりいいとは考えていません。自分がうまく動けたのか、言葉を変えれば、ストレスなく、クラブをスムースに振れたのか、に意識をおかなければならないと考えています。


現在のクラブは、慣性モーメントが大きく作られているので、多少スウィートスポットから外れても、結構真っ直ぐにボールは飛んでいきます。ボールがまっすぐ飛んでいるので、「調子は悪くないな」と感じるのが普通でしょう。プロゴルファーが、年間を通じて安定した成績を残す、これが出来るのは、自分の調子が悪くなりかけたとき、それに早く気づいて、すぐにそれを修正できる人のみが、達成できるのでしょう。ゴルフは、調子のいいときもあれば、必ず悪いときもあります。


飛んでいくボールで、スウィングの良し悪しを判断すると、まして、真っ直ぐ飛びやすいクラブを使用するならば、かなりスウィングが悪くならないと、自分の調子の悪さに気づかないのではないでしょうか。そうすると、それから調子の悪いところを探し出して、どういう練習でそれを矯正するかを判断し、それを実践すると、調子が上向いてくるのに、相当の時間を要します。


今まで飛んでいくボールで自分の調子を判断していた人が、自分の「動き」に注意をはらうことは、すぐに出来ることではありませんが、しかし、すごく難しいことでもありません。それは、スウィングのスピードを、普通のときに比べて50%ぐらいに落として、そして、スウィング中に、左足がどんな動きをするか観察します。ゆっくり振れば、左足がどんな動きをしたか感じるのは、そんなに難しくありません。


次は、右足です。右足の動きを観察して見ます。それが出来れば、腕と言うように、自分の体のある部分に、観察する場所を移していきます。スポーツでもっとも大事なことは、筋肉を柔らかく使うことですから、スウィング中に、自分の体のどこかに力の入っている(緊張している)部分がないかを探しながら、スウィングを繰り返していきます。力の入っている部分が発見できても、すぐに力の抜けないときがありますが、忍耐強く行ってください。必ずできる様になります。そうすると、自分の「動き」に敏感になり、また、沢山のボールを打っても、あまり疲れなくなります。


この練習をするには、小さな練習場の方が適していると思います。去年からたった3ヤードの練習場でボールを打つようになったのですが、最初はボールが真っ直ぐ飛んでいるか不安がありましたが、今は次のことが自信を持って言えます。


 ”芯に当たっているショットは、狙ったところに飛んでいる” 



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ゴルフはボールを止めるゲーム**後編

ゴルフコースを見てわかるように、コースにはドッグレッグがあります。もし、コースが全てまっすぐなら、ボールを遠くに飛ばした方が良いでしょうし、ドライバーも、ランがよく出る方が良いでしょう。しかし、ドッグレッグのティーショットで大事なのは,次のセカンドショットが打ちやすいところにあると言うことです。 もし、ドッグレッグのティーショットが飛びすぎてしまい、ラフに入ったとすると、これは問題になるかもしれません。特に、プロの試合では、グリーン面を固くして、そして速いグリーンに仕上げます。


フェアウェイからのショットであれば、スピンがよくかかるでしょうが、ラフからのショットであれば、多くのスピンをかけるのは難しいでしょう。まして、グリーンの手前にハザードがあると、ラフからのショットは、グリーンの奥に行く可能性が高くなります。280ヤード打つつもりでショットしたのが、ランが出すぎてしまい、290ヤード飛んだら、それはミスショットと同じことになります。ですから、トッププロは、意図した距離の出るドライバーを選択します。


つぎは、ドライビングレンジでの練習について考えてみましょう。


大きな練習場にいくと、開放感もあって、とにかく思いっきり打ちたくなります。白球が、大きな放物線を描いて飛んでいく光景は、ゾクゾクするものです。しかし、ドライビングレンジで何のために練習をしているかといえば、練習ではなく、ただの「飛ばし合い」をしている人が、圧倒的に多いように思います。調子が悪くなったので、スウィングを見てほしいと言う人の多くは、「振りすぎ」です。5番アイアンでも、ものすごいフルショットです。


ゴルフで一番大事なことは、クラブフェースの芯でボールを打つことなのです。それは、ドライバーからパターまで同じです。パターの苦手な人は、フェースの芯でボールを打っていません。このことは、このコーナーでいずれご説明します。


いくらヘッドスピードを上げても、フェースの芯に当たらなければ、距離は落ちます。でも、そのことに気づいていない人が、かなりいるようです。ダフッたり、トップ気味のショットを繰り返しているのに、またアドレスをすると、思いっきり振ってやる、と怖い形相になるのです。


昔、ジャンボ尾崎選手が、練習に一番適した練習場の距離は、50ヤードだということを、何かの雑誌で見たことがあります。自分がスムースに動いて、ボールを打つと言う感覚を養うのが練習の目的だとしたら、50ヤードあれば、十分なのでしょう。だったら、我々アマチュアは、50ヤードもいらないということでしょうか?わたしは、5ヤードあれば十分と思っています。



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ゴルフは、ボールを止めるゲーム**前編

ゴルフは、ボールを飛ばすゲームではなく、ボールを止めるゲームなのですが、我々アマチュアはそれを忘れやすいようです。


今年のマスターズトーナメントで、フィル・ミケルソン選手が、悲願のメジャートーナメント初優勝と遂げましたが、本当に感動的なトーナメントでした。今日ここで話題にしたいのは、この試合で彼が使ったドライバーについてです。それは「距離の出ない」ドライバーなのです。4月のオーガスタは、地面が大変固く、よくランが出るので、ランのでないドライバーで、ターゲットにボールを運んで優勝したのでした。


バックスピンが多くかかると、ランだけではなく、キャリーも落ちる可能性があります。テレビで見ると、オーガスタのコースは、フェアウェイに大きなアンジュレーションがあり、ランがたくさん出れば、コースの低いところにどんどん転がって行ってしまうでしょう。そうすると、次のショットが打ちにくくなる可能性が出てきます。ドライバーショットの第一の役目は、セカンドショットの打ちやすいところにボールを運ぶことです。もちろん、短いクラブでセカンドショットが打てれば、グリーンに乗る可能性は高くなるでしょう。しかし、多くのアマチュアは、1番手でも小さいクラブでセカンドショットを打つことを考えて、ドライバーを振り回しているのが現状ではないでしょうか。


私のお客さんの話です。その方は、当店でドライバーを買っていただきましたが、ある時のラウンドの途中で、ドライバーのヘッドが抜けてしまいました(当店の作業が不良であったことは、いうまでもありません)。その日はインスタートで、ヘッドが抜けたのは18番ホールでした。当然、アウトの方はドライバーが使えなく、3番ウッドでティーショットするしかなかったのです。そして、その日のスコアは、アウト46、インはたしか52か53でした。


抜けたクラブの接着を済ませ、接着剤が乾くまでの間、その日のラウンドの話しになり、そのお客さんは「たまたまアウトの方は、ドライバーがなくてもいいスコアが出た」と言われたので、スタートの10番ホールから18ホールを振り返ってみると、インコースのほうでは、ドライバーショットは、殆どフェアウェイを捉えておらず、反対に、スプーンでティーショットをしたアウトコースのほうは、殆どフェアウェイを捕らえていました。スプーンなので、始めから距離はあきらめて、おそらく気楽にショットしたので、ボールは曲がらず、セカンドショットがフェアウェイから打つことが出来、それが好スコアにつながったのでしょう。一度、ご自分のラウンドを振り返ってみてください。フェアウェイからセカンドショットをしているときは、いいスコアがでていると思います。



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